大江戸助六太鼓をもっと知りたい!

あれこれQ&A 〜第六回「六門会」編〜

 

Q: 「六門会」はどういう会ですか?
A:

「ろくもん の かい」と読みます。
助「六」の「門」下で伝えられる芸を継承するために、 大江戸助六太鼓が主催する “和太鼓芸能発表会” です。

Q: 「六門会」を開催する目的は何ですか?
A:

まず、大江戸助六流打法を体得しようと励まれている方々に、個人レベルで芸を追求するための場を提供すること。
また、会を通して参加者同士の交流を深めたり、互いに刺激を受け切磋琢磨できるようにすることです。

Q:

どういう経緯で、開催することになったのですか?

A:

大江戸助六太鼓は1982年に指導をスタートしましたが、何年かすると発表の場がほしいという声があがり、門下生が主体となって運営するクラス単位の発表会「おさらい会」が始まりました。 (1991 ~ 2001 年は2年に一度、2003 年から毎年開催。2017 年に第 21 回を実施。)
在籍 20 年を越える生徒さんも出る中で、クラス単位ではなく、個人個人の芸をさらに追求するための指導として個人稽古を始めましたが、その目標となる個人発表会として「六門会」を設立したのです。
「ひとつの「芸能」としての和太鼓の舞台を、改めて創っていこう」というのも設立の趣旨です。

Q: 和太鼓は、「伝統芸能」なのですか?
A:

各地に伝わる郷土芸能や、すでに古典といわれる能や歌舞伎囃子と比べて、組太鼓(太鼓だけのアンサンブル)は戦後生まれの若い文化です。大江戸助六太鼓の前身「助六太鼓」が、東京で初めての組太鼓として生まれた のが 1967 年。その創始者のひとり、宗家小林正道は、2016 年に太鼓道 60 周年を迎えました。
宗家や歴代のメンバーが型にこだわり開発してきた、斜めに置いた太鼓を縦横無尽に打ち込む『助六流』の打 法を駆使した楽曲の数々は、和太鼓界では古典といわれる芸に育ってきましたが、今まさにその芸能としての 歴史が刻まれているといえます。 この文化が継承され、あと半世紀も経ったころには、きっと伝統芸能として定着していることでしょう。

Q: 「門下生おさらい会」と「六門会」の違いは何ですか?
A:

おさらい会は、門下生を中心に構成された実行委員会と大江戸助六太鼓事務所の共催で行う会で、舞台進行・受付・庶務など全ての係を門下生が分担して行う、手作りの会です。
一方、六門会は事務所主体で運営される会で、出演者本人以外のパートを、会主とプロメンバーが助演として 演奏しプロのステージに近付けることを目指しています。

Q: どういった人たちが出演しますか?
A:

第一回(2008)は大江戸助六太鼓門下生を対象として実施しましたが、第二回以降は大江戸助六流のグループにも枠を広げ、年々出演団体が増えています。今後さらに大江戸助六流の芸を伝承する個人・団体含め幅広く 実施していきたいと思っています。

Q: 舞台の見どころは?
A:

発表会という性質上入場無料としていますが、オープニングには特別演奏が組まれ、さらにプロが助演を務めるなど、コンサートとも門下生おさらい会とも違う要素がたっぷりの、見ごたえのある演奏会となっています。
演奏曲は、「春雷」「白梅」「祭」「二段打ち」など助六流の古典的楽曲から近年のオリジナル曲まで、出演者の 希望をもとに決定した幅広いレパートリーが演奏されます。「山車 ( だし )」の大太鼓、「絆」の桶胴太鼓など、 普段の稽古ではあまり演奏されない演目・楽器・ポジションに挑戦する個人発表者もいます。 さらに、普段東京だけでなく名古屋や福島など、それぞれの地元で活躍する大江戸助六流団体が、二年に一度 一堂に会し、各グループのカラーを活かした演奏を披露したり、六門会ならではのグループ混成の演目も組ま れ、本会の幅広さを見ていただける見所の一つとなっています。

 

第六回「六門会」出演者からのコメント

 


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