大江戸助六太鼓をもっと知りたい!

あれこれQ&A 〜第十回「六門会」編〜

 

Q: 「六門会」は、どんな会ですか?
A:

「ろくもんのかい」と読みますが、助「六」の「門」下で学ぶ個人・団体による「和太鼓芸能発表会」です。大江戸助六太鼓が主催しています。

Q: 誰が出演しますか?
A: 第一回の出演は門下生のみでしたが、当初より大江戸助六流の芸を継承する方に幅広く出演して頂きたいと思っていましたので、第二回からは大江戸助六流グループや関係団体などに枠を広げて実施しています。
Q: 「六門会」を開催する目的は何ですか?
A: 大江戸助六流打法を体得しようと励まれている方が、個々で芸を追求するための場を提供すること、また、会を通して参加者同士の交流を深めたり、互いに刺激を受け切磋琢磨できるようにすることです。
Q: 見どころはどんなところですか?
A:

発表会という性質上入場無料にしていますが、オープニングの特別演奏、プロによる賛助出演など、門下生だけの発表会とは一味違う、見ごたえのある演奏会となっています。
演目は、「春雷」「白梅」「祭」「二段打ち」など助六流の古典的楽曲から、「阿礼」「浮雲」など近年のオリジナル楽曲まで、出演者の希望をもとに演目が組まれています。また、助六の特色である斜め打ちの打法だけでなく、大太鼓や桶胴セットなど、発表者の希望するポジションで演奏されるのも、この会ならではです。
さらに、東京だけでなく千葉や福島など、普段は各地で別々に活動する大江戸助六流団体が、2年に1度一堂に会する公演として、各団体のカラーをいかした演目や団体混成での演目もお楽しみいただけます。

Q: 開催することになった経緯は?
A:

大江戸助六太鼓は 1982 年に指導をスタートしましたが、何年かすると発表の場がほしいという声があがり、門下生が主体となって運営する、クラス単位の発表会「おさらい会」が始まりました。 (1991 〜 2001 年は2年に一度、2003 年から毎年開催となり、2026 年に第 30 回をむかえます。)
在籍30年を越える生徒さんも出る中で、クラス単位ではなく、個人個人の芸をさらに追求するための指導として個人稽古を始めましたが、その目標となる個人発表会として「六門会」を設立しました。
「ひとつの「芸能」としての和太鼓の舞台を、改めて創っていこう」というのも設立の趣旨です。

Q: 「門下生おさらい会」と「六門会」の違いは何ですか?
A:

おさらい会は、門下生を中心に構成された実行委員会と大江戸助六太鼓事務所との共催で行う会で、舞台進行・受付・庶務など全ての係を門下生が分担して行う、手作りの会です。
一方、六門会は事務所主体で運営される会で、出演する本人以外のパートを会主やステージメンバーが助演として演奏し、プロのステージに近づけることを目指しています。

Q: 和太鼓は「伝統芸能」なのですか?
A:

各地に伝わる郷土芸能や、すでに古典といわれる能や歌舞伎と比べて、組太鼓(太鼓だけのアンサンブル)は戦後生まれの若い文化です。大江戸助六太鼓の全身「助六太鼓」が、東京で初めての組太鼓として生まれたのが1968年。その創始者のひとり、宗家小林正道は、2026年に太鼓道70年を迎えます。
宗家や歴代のメンバーが型にこだわり開発してきた、斜めに置いた太鼓を縦横無尽に打ち込む『助六流』の打法を駆使した楽曲の数々は、和太鼓界では古典といわれる芸に育ってきましたが、今まさにその芸能としての歴史が刻まれているといえます。
この文化が継承され、さらに半世紀経った頃、伝統芸能として定着しているよう願って活動しています。

 

 

 


2024©OedoSukerokuTaiko